【第3回】バイブコーディング超入門講座|AIからより良い回答を引き出すプロンプトのコツ

2026年10月16日

こんにちは!

「バイブコーディング超入門講座」第3回へようこそ!

前回の第2回では、「バイブコーディングとは何か?」について学びました。

バイブコーディングとは、AIに自然な言葉で指示を出しながら、プログラムやアプリを作っていく新しい開発スタイルです。

プログラミングの専門知識がなくても、AIと会話しながらものづくりに挑戦できるのが大きな魅力です。

そして、今回のテーマは、

「AIからより良い回答を引き出すプロンプトのコツ」

です。

AIを使っていて、こんな経験はありませんか?

  • 思っていた回答と違うものが返ってきた
  • 説明が難しくて理解できなかった
  • 作ってもらったアプリがイメージと違った
  • AIにどうお願いすればよいかわからない

実は、こうした問題の一部は、AIへの伝え方を工夫することで改善できます。

今回は、初心者でもすぐに実践できる「プロンプト5つのコツ」を、具体例を交えながら解説します。

それでは、一緒に学んでいきましょう!


① AIから良い回答を引き出す!プロンプト5つのコツ

AIから良い回答を得るためには、どのように質問や指示を伝えるかが重要です。

例えば、友達に「何か料理を作って」とお願いした場合、どんな料理が出てくるかわかりませんよね。

しかし、

野菜をたくさん使った、20分以内で作れる簡単な夕食を考えて。

とお願いすれば、希望に近い料理を提案してもらいやすくなります。

AIも同じです。

自分が何を求めているのかを、わかりやすく伝えることが大切なのです。

今回学ぶ5つのコツはこちらです。

  1. 目的をはっきり伝える
  2. AIに役割を与える
  3. 条件を具体的に伝える
  4. 回答の形式を指定する
  5. AIとの会話で改善する

この5つを覚えるだけで、AIとのやり取りがよりスムーズになります。

特にバイブコーディングでは、AIとの会話がアプリ作りの中心になるため、とても役立つ知識です。


② プロンプトとは?AIへの「お願いの言葉」

まずは「プロンプト」という言葉を確認しましょう。

プロンプトとは、ChatGPTなどのAIに入力する質問や指示のことです。

例えば、次のような文章はすべてプロンプトです。

例1:日常生活で使うプロンプト

今日の夕食のメニューを考えてください。

例2:勉強で使うプロンプト

Pythonとは何か、初心者にもわかるように説明してください。

例3:アプリ作りで使うプロンプト

簡単な電卓アプリを作ってください。

このように、普段使っている日本語でAIにお願いするだけでよいのです。

難しいプログラミング言語を覚える必要はありません。

AIはプロンプトをもとに回答する

基本的な流れは次のとおりです。

人間がプロンプトを入力する

↓

AIが指示の内容を読み取る

↓

AIが回答やプログラムを生成する

つまり、プロンプトは人間とAIをつなぐコミュニケーションの手段です。

そして、バイブコーディングでは、このプロンプトを使ってアプリの制作や修正を進めていきます。


③ プロンプトの違いでAIの回答が変わる!

同じAIを使っていても、プロンプトの書き方によって回答が変わることがあります。

実際に比較してみましょう。

悪い例:あいまいなプロンプト

電卓を作ってください。

この指示でも、AIは電卓を作ってくれるかもしれません。

しかし、次のようなことは伝わっていません。

  • どんな機能が必要なのか
  • スマートフォンでも使いたいのか
  • どんなデザインにしたいのか
  • どのプログラミング言語を使うのか

そのため、想像していたものとは違う電卓になる可能性があります。

良い例:具体的なプロンプト

初心者向けのシンプルな電卓を作ってください。

ブラウザで動くものにしてください。

足し算・引き算・掛け算・割り算ができるようにしてください。

数字のボタンを大きくして、スマートフォンでも使いやすいデザインにしてください。

HTML、CSS、JavaScriptを使い、コードの説明もお願いします。

こちらは、作りたい電卓のイメージが明確です。

AIも必要な機能やデザインを理解しやすくなります。

ここがポイント!

目的や条件を具体的に伝えることで、AIから希望に近い回答を得やすくなります。

ただし、長いプロンプトを書けば必ず良い結果になるわけではありません。

大切なのは、必要な情報をわかりやすく伝えることです。


④ コツ① 目的をはっきり伝えよう!

ここからは、5つのコツを順番に学んでいきます。

最初のコツは、「目的をはっきり伝えること」です。

AIに何かをお願いするときは、まず「何をしたいのか」を明確にしましょう。

悪い例

ホームページを作ってください。

これだけでは、どんなホームページが必要なのかわかりません。

良い例

自分の趣味である家庭菜園を紹介するホームページを作ってください。

育てている野菜の写真を掲載できるようにしてください。

家庭菜園の初心者にも見やすいデザインにしてください。

このように伝えると、AIは家庭菜園というテーマに合ったホームページを提案しやすくなります。

さらに、

トマトやキュウリなど、野菜ごとの育て方を紹介できるページも追加してください。

とお願いすれば、より具体的な内容にできます。

目的を伝えるときのポイント

次の3つを意識してみましょう。

  • 何を作りたいのか
  • 誰に使ってほしいのか
  • どんな内容にしたいのか

「何のために作るのか」を伝えることが、良いプロンプトの第一歩です。


⑤ コツ② AIに役割を与えよう!

2つ目のコツは、「AIに役割を与えること」です。

AIに対して、どのような立場で回答してほしいのかを伝えます。

例えば、Pythonについて質問するとします。

役割を指定しない場合

Pythonを教えてください。

これでも説明はしてくれますが、初心者には難しい内容になる場合があります。

役割を指定した場合

あなたは初心者に教えるのが得意なプログラミング講師です。

Pythonとは何か、小学生でも理解できるように、やさしい日本語と身近な例を使って説明してください。

このように伝えると、AIは初心者向けの説明を意識しやすくなります。

役割の指定はさまざまな場面で使える

例えば、次のような指定ができます。

プログラミングを学びたい場合

あなたは初心者向けのプログラミング講師です。

ブログ記事を書きたい場合

あなたは初心者向けの記事を書くのが得意なライターです。

デザインを考えたい場合

あなたは使いやすいWebサイトを設計するデザイナーです。

AIに役割を与えることで、回答の視点や説明の仕方を調整しやすくなります。

ここがポイント!

AIに「どんな立場で回答してほしいか」を伝えると、目的に合った回答を得やすくなります。


⑥ コツ③ 条件を具体的に伝えよう!

3つ目のコツは、「条件を具体的に伝えること」です。

これは、バイブコーディングで特に重要なポイントです。

例えば、AIにじゃんけんゲームを作ってもらう場合を考えてみましょう。

悪い例

じゃんけんゲームを作ってください。

これでもゲームを作ってくれる可能性はあります。

しかし、どんな機能が必要なのかは伝わっていません。

良い例

ブラウザで遊べるじゃんけんゲームを作ってください。

次の条件を満たしてください。

  • グー・チョキ・パーのボタンを大きく表示する
  • コンピューターと対戦できる
  • 勝ち・負け・あいこの結果を表示する
  • 勝った回数・負けた回数・あいこの回数を表示する
  • かわいく親しみやすいデザインにする
  • スマートフォンでも遊べるようにする
  • HTML、CSS、JavaScriptを使用する

初心者にもわかるように、コードの説明を付けてください。

どうでしょうか?

こちらの方が、完成するゲームのイメージが具体的になっています。

条件を伝える4つのポイント

1.機能

何ができるアプリなのか。

2.デザイン

どんな色や見た目にしたいのか。

3.使用環境

スマートフォンやパソコンなど、どこで使うのか。

4.使用する技術

HTML、CSS、JavaScriptなど、どんな技術を使うのか。

最初からすべてを指定する必要はありません。

重要な条件から伝え、必要に応じて追加していきましょう。


⑦ コツ④ 回答の形式を指定しよう!

4つ目のコツは、「回答の形式を指定すること」です。

AIには、回答の内容だけでなく、どのように説明してほしいかも伝えられます。

例えば、じゃんけんゲームの作り方を教えてもらう場合です。

形式を指定しない場合

じゃんけんゲームの作り方を教えてください。

AIが長い文章や専門用語を使って説明することもあります。

形式を指定した場合

じゃんけんゲームの作り方を、初心者でもわかるように3つのステップで説明してください。

それぞれのステップに具体的なコード例を入れてください。

専門用語はできるだけ使わず、やさしい日本語で説明してください。

このように指定すると、説明の流れが整理されやすくなります。

便利な回答形式の指定例

ステップ形式

3つのステップに分けて説明してください。

表形式

違いがわかるように表形式でまとめてください。

箇条書き

重要なポイントを5つの箇条書きで説明してください。

具体例付き

身近な例を2つ入れて説明してください。

初心者向け

専門用語を使わず、小学生でもわかるように説明してください。

ここがポイント!

自分が理解しやすい回答形式を指定することで、AIの説明がより使いやすくなります。


⑧ コツ⑤ AIとの会話で改善しよう!

5つ目のコツは、「AIとの会話で改善すること」です。

実は、これがバイブコーディングの大きな魅力です。

AIへの指示は、一度で完璧にする必要はありません。

最初は簡単なお願いから始めて、少しずつ改良していけばよいのです。

ステップ1:まずは作ってもらう

ブラウザで遊べる簡単なじゃんけんゲームを作ってください。

AIがゲームのコードを作成します。

ステップ2:デザインを変更する

完成したゲームを見て、もう少しかわいくしたいと思ったら、

デザインをもっとかわいくしてください。

背景を明るい青色にしてください。

とお願いできます。

ステップ3:機能を追加する

次に、

勝った回数と負けた回数を表示してください。

とお願いしてみましょう。

AIは、既存のコードに必要な機能を追加する提案をしてくれます。

ステップ4:さらに楽しくする

勝ったときに、キラキラしたアニメーションを表示してください。

このように、ゲームを少しずつ楽しくしていくこともできます。

エラーが出た場合も相談できる

もしプログラムが動かなくなった場合は、

このコードを実行するとエラーが出ます。

原因を調べて、初心者にもわかるように修正方法を説明してください。

とお願いしましょう。

その際は、実際のコードとエラーメッセージも一緒に伝えると、原因を特定しやすくなります。

ただし、AIが提案した修正が必ず正しいとは限りません。

実際に動作を確認することも大切です。

ここがポイント!

最初から完璧なプロンプトを書く必要はありません。

AIとの会話を重ねながら、少しずつ理想のアプリに近づけていきましょう。


⑨ 実践!AIとじゃんけんゲームを作ろう!

ここまで学んだ5つのコツを使って、実際にアプリ作りに挑戦してみましょう!

今回作るのは、ブラウザで遊べる簡単な「じゃんけんゲーム」です。

プログラミング初心者の方でも取り組めるように、AIにコードの作成をお願いしてみます。

ステップ1:AIにプロンプトを入力する

以下の文章をコピーして、ChatGPTなどに入力してみてください。

コピーして使える実践プロンプト

あなたは初心者に教えるのが得意なプログラミング講師です。

私はバイブコーディングの練習として、ブラウザで遊べるじゃんけんゲームを作りたいです。

次の条件で作成してください。

【必要な機能】

  • グー・チョキ・パーの3つのボタンを表示する
  • ボタンを押すとコンピューターがランダムに手を出す
  • 勝ち・負け・あいこを判定して表示する
  • 勝った回数・負けた回数・あいこの回数を表示する

【デザイン】

  • 明るくかわいいデザインにする
  • ボタンを大きくする
  • 日本語で表示する
  • スマートフォンでも使いやすくする

【使用する技術】

HTML、CSS、JavaScriptを使用してください。

【回答方法】

プログラミング初心者でも理解できるように、コードと動かし方を順番に説明してください。

最初は1つのHTMLファイルだけで動く形にしてください。

ステップ2:AIが作成したコードを確認する

AIからプログラムが返ってきたら、説明を読みながら内容を確認しましょう。

今回は、HTML・CSS・JavaScriptを1つのHTMLファイルにまとめるようお願いしています。

コードをテキストエディターに貼り付けて、janken.html という名前で保存します。

保存したファイルをブラウザで開くと、ゲームを動かせるはずです。

うまく動かない場合は、エラーメッセージや画面の状況をAIに伝えて、修正方法を確認しましょう。

ステップ3:実際に遊んでみる

ゲームが表示されたら、グー・チョキ・パーのボタンを押してみましょう。

確認するポイントは次のとおりです。

  • ボタンが正しく反応するか
  • コンピューターの手が表示されるか
  • 勝敗が正しく判定されるか
  • 勝敗の回数が正しく記録されるか
  • スマートフォンでも使いやすいか

ステップ4:プロンプトで改良する

ゲームが動いたら、追加のプロンプトを使って改良してみましょう。

デザインを変更する

背景を明るい青色にして、ボタンをカラフルにしてください。

アニメーションを追加する

勝ったときに、画面にキラキラしたアニメーションを表示してください。

新しい機能を追加する

ゲームの成績を最初からやり直せるリセットボタンを追加してください。

このように、AIと会話を続けることで、最初はシンプルだったゲームを少しずつ改良できます。

これこそが、バイブコーディングの楽しさです!

実践のポイント

今回のじゃんけんゲームでは、次の5つのコツをすべて使っています。

  1. 目的:じゃんけんゲームを作る
  2. 役割:AIにプログラミング講師になってもらう
  3. 条件:必要な機能やデザインを指定する
  4. 回答形式:初心者向けに順番に説明してもらう
  5. 改善:追加の指示で機能やデザインを改良する

今回の実践を通して、プロンプトの重要性を体験してみてください。


⑩ まとめ|プロンプト5つのコツを覚えよう!

今回は、AIからより良い回答を引き出すための「プロンプト5つのコツ」を学びました。

最後に、重要なポイントを振り返りましょう。

① 目的をはっきり伝える

何をしたいのか、何を作りたいのかを明確に伝えましょう。

② AIに役割を与える

先生や専門家など、どのような立場で回答してほしいのかを指定しましょう。

③ 条件を具体的に伝える

必要な機能・デザイン・使用環境などを具体的に説明しましょう。

④ 回答の形式を指定する

箇条書き・表形式・ステップ形式など、自分が理解しやすい方法を指定しましょう。

⑤ AIとの会話で改善する

最初から完璧を目指さず、追加の指示を出しながら少しずつ改善していきましょう。

プロンプトは難しく考えなくても大丈夫!

プロンプトを書くために、特別な専門知識は必要ありません。

大切なのは、自分の考えや希望をAIに伝えることです。

そして、思ったとおりの結果が得られなかった場合は、あきらめずにもう一度お願いしてみましょう。

「AIとの会話を重ねながら、少しずつ理想のものを作っていく」

これが、バイブコーディングの基本的な考え方です。

今回学んだ5つのコツを活用すれば、AIをより便利に、そして楽しく使えるようになります。

ぜひ、実際にプロンプトを入力して、AIとのものづくりを体験してみてください!


次回予告|バイブコーディング超入門講座 第4回

次回は、いよいよ本格的な実践編です!

テーマは、

「AIと一緒に作ってみよう!はじめてのWebアプリ制作」

です。

今回学んだプロンプトのコツを活用しながら、実際にWebアプリを作る手順を詳しく解説します。

AIに指示を出して、コードを作ってもらい、動作を確認しながら改良していく流れを体験していきましょう。

「プログラミングができなくても、本当にアプリが作れるの?」

そんな疑問を持っている方も、ぜひ楽しみにしていてください!

次回も一緒に、AIを使ったものづくりに挑戦しましょう!


おわりに

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この「バイブコーディング超入門講座」では、プログラミング初心者の方でもAIを活用してものづくりを楽しめるように、基本から少しずつ解説しています。

今回の記事が参考になりましたら、ぜひ実際にChatGPTなどを使って試してみてください。

AIとの会話から、新しいものづくりの世界が広がります!

それでは、次回の第4回でお会いしましょう!


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