作成日:2025年10月19日
1.はじめに:再スタートの記録から始まった学び
こんにちは。
「エスアイコムのブログ」を運営しているミータです。
2025年9月、私はWordPressをインストールして新しいブログを立ち上げました。
WordPressを始めて少し経ったころ、サーチコンソールの「インデックス未登録」や「404」などの表示に不安を感じた――。
この記事では、私(ミータ)が実際に経験した「noindex」「クロール済み – インデックス未登録」「404」などの疑問を、
ひとつずつ理解しながら解決していった体験をもとに、初心者でも安心して運営できる具体的な対処法を紹介します。
第1章:URL検査で見つけた「未登録」の山
WordPressに慣れてきた頃、ふと開いたGoogleサーチコンソール。
「URL検査」の項目に並んでいたのは、
“インデックス登録されていません”という表示がいくつも。
記事は公開済み。
でもGoogleには登録されていない──。
「せっかく書いた記事が、検索に出てないのかも…?」
そんな不安から、私はすぐにChatGPTに相談しました。
ChatGPTの答えはこうでした。
「まずは、そのURLが“記事”なのか、“システムで生成されたページ”なのかを確認してみましょう。
検索結果やタグページなどは、Cocoonテーマが自動でnoindexにしている場合があります。」
なるほど、焦る前にまず“種類”を確認すべきなのですね。
第2章:noindexタグの正体を突き止める
実際に「noindex」と表示されたページを調べると、出てきたのは次の3つ。
https://sicom-blog.com/?s={search_term_string}
https://sicom-blog.com/2025/09/
https://sicom-blog.com/〇〇/?replytocom=2
どれも、検索結果ページ・月別アーカイブ・コメント返信URL。
つまり、記事そのものではありません。
Cocoonは、こうしたページに自動的にnoindexタグ(検索除外指定)を付与しています。
noindexとは?
「noindex」は、
「このページは検索結果に載せないでください」
というGoogleへの指示です。
WordPress+Cocoonでは、以下のようなページに自動で適用されます。
| ページ種別 | 理由 | 状態 |
|---|---|---|
| 検索結果ページ(?s=) | 重複防止 | ✅ 放置OK |
| コメント返信URL(?replytocom=) | 無限URL防止 | ✅ 放置OK |
| 月別アーカイブ(/2025/09/) | SEO価値が低い | ✅ 放置OK |
👉 結論:記事ページにnoindexが付いていなければ、正常。
「なるほど、“除外=エラー”じゃなく、“整理整頓”なんだ。」
私はこのとき初めて、
Googleの動作を“敵”ではなく“協力者”として見るようになりました。
第3章:クロール済み – インデックス未登録の正体
次に気になったのが、
「クロール済み – インデックス未登録」という項目。
該当件数は、なんと74件。
しかし、一覧を確認すると──
/tag/体験談/feed/
/tag/カテゴリー設定/feed/
/tag/css追加/feed/
/tag/メニュー作成/feed/
すべてタグページやRSSフィードでした。
「クロール済み – 未登録」は問題?
Googleはページを「見に行った(クロール)」あと、
「検索結果に載せるか」を判断します。
登録されない理由は主に3つ。
- タグ・アーカイブなど重複ページ
- 内容が薄い(構造的ページ)
- 既存ページと内容が重なる
Cocoonではこれらを自動でnoindexにしているため、放置でOK。
「74件の未登録」=「74件の正常動作」。
知識がひとつ増えるたびに、不安が小さくなっていきました。
第4章:404との出会い──見つからなかったページ
しばらくして、「見つかりませんでした(404)」という表示も発見。
該当URLは2件。
1つはカテゴリ名を変更したときの古いURL、
もう1つはリダイレクト済の古い投稿でした。
「また消えちゃったのかな…?」
かつて無料ブログを失った記憶が蘇り、少し胸が痛みました。
でも今はもう、URLが変わっても守る方法を知っています。
404とは?
404(Not Found)= ページが存在しない状態。
| 原因 | 対策 |
|---|---|
| URL変更 | リダイレクト設定 |
| 投稿削除 | リダイレクト or 削除通知 |
| 外部リンク誤り | 必要なら転送設定 |
「404は、迷子のページ。
リダイレクトで新しい住所を教えてあげよう。」
第5章:Redirection導入——リダイレクトの魔法
ChatGPTに教わって導入したのが、
「Redirection」プラグイン。
これは、古いURLから新しいURLへ“自動転送”する便利ツールです。
🔧 手順まとめ
- WordPress管理画面 → 「プラグイン」→「新規追加」
- 「Redirection」を検索 → インストール → 有効化
- 「ツール」→「Redirection」→「Start Setup」
- 「Monitor permalink changes」に✅チェック
リダイレクト設定例:
| 項目 | 入力例 |
|---|---|
| Source URL | /category/心・習慣-自己成長/ |
| Target URL | /category/自己成長/ |
保存すれば、即反映。
アクセスしても新しいURLへスムーズに転送されます。
第6章:404モニターの力——“静かなヒーロー”
Redirectionには「404モニター」機能があります。
これは、アクセスされた“存在しないURL”を自動記録してくれる機能です。
🧭 設定手順
- 「ツール」→「Redirection」→右上の「設定」タブ
- 「404エラーをログに記録」に✅チェック
- 保存
これで、アクセスログに“迷子ページ”が一覧表示されます。
「あ、誰かが古いURLにアクセスしてる」
そんな気づきを得て、すぐに対応できる安心感。
404モニターは、静かにサイトを守る夜のヒーローでした。
第7章:不安が知識に変わる瞬間
最初は不安でいっぱいだった。
「noindex」「404」「未登録」──。
でも、一つひとつ意味を知ることで、
その不安は“理解”へと変わっていきました。
noindexは門番。
クロール済み未登録は整理係。
404はメッセンジャー。
どれも“サイトを支える存在”だったのです。
Cocoonの自動noindex設定を理解し、
RedirectionでURLを守り、
404モニターで状況を把握できるようになった今、
サーチコンソールの表示が“怖い数字”ではなく
“サイトと対話するメッセージ”に変わりました。
第8章:知識が自信に変わる日
WordPressを始めたばかりの頃、
SSL化も固定ページも、何もかもが手探りでした。
けれど今では、
サーチコンソールのデータを開いても動揺しません。
「これは整理中のURL、こっちはリダイレクト完了。」
数字の裏にある意味を理解できるようになると、
焦りの代わりに、静かな自信が生まれました。
学びは不安を溶かし、
理解は自信に変わる。
この小さな成功体験が、次の行動へのエネルギーになります。
第9章:未来への準備
今の目標は、AdSenseの審査通過。
でも、本当の目的は“学びを共有すること”。
これからは、
この経験をYouTubeや音声配信でも発信していく予定です。
「初心者が悩んだリアルな過程を、そのまま届けたい。」
WordPressでつまずいたり、
404やnoindexに悩んだ人が、
この記事を読んで安心できたら──
それが、私にとって最高の報酬です。
第10章:エラーは、成長のサイン
404も、noindexも、未登録も──
どれも、成長のサイン。
サーチコンソールは、“失敗ノート”ではなく“成長日誌”。
エラーを怖がる必要はありません。
そこに学びがある限り、
あなたのブログは確実に進化しています。
「エラーが出る=動いている証拠。
何も出ない方が、むしろ怖い。」
まとめ:理解が不安を超えた日
| 状況 | 原因 | 対処 | 状態 |
|---|---|---|---|
| noindex | Cocoon自動設定 | 放置OK | 正常 |
| クロール済み未登録 | タグ・RSS | 放置OK | 正常 |
| 404 | URL変更・削除 | Redirection設定 | 解決 |
| 404モニター | アクセス監視 | 有効化 | 安心運用 |
失敗は、成長の入り口。
サーチコンソールの数字は、あなたの学びの地図です。
📘この記事のテーマ
初心者がエラーを怖がらず、学びを成長に変えるための実録ガイド
🖊️ 執筆:ミータ(エスアイコムのブログ)
📍 https://sicom-blog.com
📅 作成日:2025年10月19日