【体験談】Permalink Manager Liteを削除したらURLが直った話——初心者が日本語スラッグ問題を乗り越えるまで

WordPress体験談

環境:WordPress 6.8.2/テーマ Cocoon/Xserver
サイト:エスアイコムのブログ(sicom-blog.com)
運営者:ミータ
記録日:2025年10月8日


はじめに:英語URLで始めたはずなのに

こんにちは、ミータです。

今日は、WordPressを始めてすぐに体験した「URLが日本語になってしまった事件」についてお話しします。

WordPressを始めたばかりの私は、「英語URLで統一したい」という気持ちから、Permalink Manager Liteというプラグインを導入しました。

ところが、これが原因でURLが日本語のまま変わらないという不思議な現象が発生。

原因を突き止めるまでの試行錯誤と、削除でスッキリ解決した体験を、初心者の視点からストーリー形式で紹介します。

タイトルは——

【体験談】Permalink Manager Liteを削除したらURLが直った話——初心者が日本語スラッグ問題を乗り越えるまで

同じように悩んでいる方の「これ、うちも同じかも!」という気づきのきっかけになれば嬉しいです。


第1章:英語URLで統一したい、初心者のこだわり

2025年9月。

私は約10年ぶりにブログアフィリエイトを再開し、WordPressを導入しました。

最初の目標はとてもシンプル。

「URLを英語スラッグで統一して、すっきりした見た目にしたい。」

Bloggerを使っていた頃、日本語URLが文字化けしたり途中で切れたりしていたのが気になっていたからです。

そこで、WordPressでは記事投稿時にスラッグを英語で入力するようにしました。

しかし、数日後にそのこだわりが思わぬ方向に進みます。


第2章:ChatGPTが教えてくれたプラグイン「Permalink Manager Lite」

操作にも慣れていないので、スラッグ設定忘れが気になって、

「スラッグを自動で英語にできないかな?」

そう思ってChatGPTに相談したところ、教えてもらったのが——

Permalink Manager Lite

「URLを自由に管理できる便利なプラグインですよ」とのことで、すぐにインストールしました。

当時の私は、WordPressの構造をまだ理解していませんでした。

それでも「英語スラッグを自動化できるなら便利!」と思い、深く考えずに有効化。

これが、のちに“日本語URL事件”へとつながる最初の一歩でした。


第3章:編集画面の下に現れた「カスタムパーマリンク」欄

Permalink Manager Liteを有効化すると、

記事編集画面の下に「カスタムパーマリンク」という欄が追加されました。

最初は、こう思いました。

「ここに英語のURLを入れれば、完璧に統一できるのかな?」

そう思ってChatGPTに相談したところ、

「そこに登録する必要はありません」とのことだった。

右サイドバーの“スラッグ”欄だけに、英語スラッグを入力。

“カスタムパーマリンク”欄の方は入力せず。

保存して記事を公開——しかし、URLは日本語のまま


第4章:「スラッグは英語なのにURLは日本語」の謎

投稿すると、何度やり直しても、URLが日本語になる。

編集画面のスラッグは英語。

キャッシュ削除もリロードも無意味でした。

「えっ、なんで? どこが間違ってるの?」

クイック編集でも英語スラッグを確認できるのに、URLは日本語。

原因が分からず、完全に迷路に迷い込みました。


第5章:深夜のチャットで見えた真相

夜、再びChatGPTに相談。

「スラッグは英語なのに、URLが日本語になります。
編集画面の下に“カスタムパーマリンク”って欄があるんですが、関係ありますか?」

一度、その欄をスペースにして確認してください。

→ やっぱり、駄目です。

クイック編集で英語になっているか確認してください。

→ 英語になっています。

という風に、いろいろと試行錯誤をしていました。

最終的にChatGPTから、返ってきた答えは予想外でした。

「Permalink Manager Lite が “カスタムURL” を保持していて、
WordPress標準のスラッグより優先されている可能性があります。
一度、プラグインを無効化してみてください。」


第6章:無効化の瞬間、すべてが英語に戻った

言われた通り、Permalink Manager Liteを、無効化して再確認。

——URLが英語に戻りました。

その瞬間、思わず声が出ました。

「やっぱり、あの“カスタムパーマリンク”が、原因か?」

このプラグインは、WordPressが持つスラッグとは別に

独自の“カスタムURL”を保存しており、

それが最初に作られた日本語URLを保持したままになっていたのです。


第7章:残された課題——404とリダイレクト設定

ただ、1つ問題が残りました。

削除後、以前の日本語URLでアクセスすると404エラー(ページが見つかりません)。

Google検索結果やブックマークから来た人が迷ってしまいます。

そこで「Redirection」プラグインを導入し、

旧URL(日本語)→ 新URL(英語)への301リダイレクトを手動で設定しました。

これで、古いリンクも無駄にならず、安心して運用できるようになりました。


第8章:もし、もう一度、あの頃に戻れるなら

今振り返ると、Permalink Manager Lite自体が悪いわけではありません。

正しく理解して設定すれば、とても便利なプラグインらしいです。

ただし、私のように「URLの仕組みを理解しないまま」導入してしまうと、

WordPress標準のスラッグ機能と競合してしまいます。

本来なら、

  • 「Native slugs」をOFFにする
  • 「Regenerate/Reset」で再生成する

    といった設定が必要でした。プラグインにも設定が必要とは知りませんでした。

それを知らずに「便利そうだから」と使ってしまった結果、

日本語スラッグが固定されたままになっていたのです。


第9章:今の私の運用ルール(シンプルが一番)

プラグインを削除してから、ブログ運営が本当にスッキリしました。

💡 現在の運用ルール

  1. 記事を作るとき、最初に英語スラッグを決める

     - 短く、分かりやすく、ハイフン区切りで統
     (例:wordpress-slouble

     - 投稿時は出来るだけ早く、最初の方でスラッグを設定

  2. 公開後はURLを変えない

     - SEO評価を守るため

  3. URLを変更する場合は301リダイレクト

     - 「Redirection」プラグインで確実に設定

  4. 月1回、URL構造を見直す

     - 長すぎないか、重複がないかを確認

この4つを守るだけで、URLのトラブルはゼロになりました。


第10章:初心者の私から未来の私へ

もし、この記事を過去の自分に送れるならこう伝えたいです。

「まずはWordPressの標準機能に慣れよう。
プラグインは、仕組みを理解してから入れよう。」

今、英語スラッグで整ったURLを見るたびに、

「ようやく自分のブログが整った」と感じます。

あの“日本語URL事件”は、間違いなく私の学びの原点です。


まとめ:同じ悩みの人へ

もしあなたも「スラッグは英語なのにURLが日本語になる」と困っているなら、

まずは「Permalink Manager Lite」を確認してみてください。

カスタムパーマリンク欄が日本語URLを保持している可能性があります。

無効化→再読み込みで英語に戻るなら、原因はそこです。

必要なら「Redirection」でリダイレクト設定も忘れずに。


✅ 最終チェックまとめ

項目内容
原因Permalink Manager Liteのカスタムパーマリンク欄が日本語URLを保持
解決プラグインを無効化・削除で英語スラッグに戻った
対応旧URL→新URLを301リダイレクト
教訓初心者はまず標準設定で慣れる。プラグインは理解してから導入する。

🏷️タイトル

【体験談】Permalink Manager Liteを削除したらURLが直った話—

—初心者が日本語スラッグ問題を乗り越えるまで

🪶スラッグ

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📝メタディスクリプション

Permalink Manager Liteを有効化すると、記事編集画面に現れる「カスタムパーマリンク」欄。

便利そうに見えて、実は日本語URLを保持していました。

削除で解決した初心者の実録体験談。

WordPressのURLトラブルに悩む方必見。