はじめに
私たちの心には、目に見えないけれど確かに働いている「二つの意識」があります。
それが 顕在意識 と 潜在意識。
顕在意識は「考えたり判断したりする表の意識」であり、潜在意識は「感情や習慣、本能を司る裏の意識」。
この2つのバランスこそが、私たちの人生の方向を決めているのです。
これらのブログ記事があなたのご参考になれば幸いです。
潜在意識との出会い
潜在意識は、普段はほとんど意識されることのない領域。
しかし実際には、呼吸・心臓の鼓動・体の回復 まで担っており、まさに「無限の可能性を秘めた宝庫」と言えます。
一方で顕在意識は、思考し判断する理性的な存在。
仕事や勉強、人間関係の中で表に出ているのはこちらの方です。
つまり、私たちが表向き「こうしたい」と考えているのは顕在意識ですが、実際に現実を形づくっているのは潜在意識の力なのです。
顕在意識と潜在意識の関係
この2つの意識の関係は、よく 氷山の例え で語られます。
- 顕在意識 = 水面に出ている氷山の一角(約5〜10%)
- 潜在意識 = 水面下に隠れた巨大な部分(約90〜95%)
水面下の大部分が見えないように、私たちの行動や判断の多くも、潜在意識の影響を強く受けています。
つまり「人生を変えるカギ」は、意識の表面にある顕在意識だけでなく、その奥にある潜在意識をどう使うかにかかっているのです。
潜在意識は無限の可能性を秘めている
潜在意識は、与えられたものをそのまま受け入れ、現実に表す性質 を持っています。
それはまるで「肥沃な畑」。
- ポジティブな種をまけば、ポジティブな結果が育つ
- ネガティブな種をまけば、ネガティブな結果が育つ
この法則は常に働いており、意識するしないに関わらず、人生を形づくっています。
今日からできる3つの実践
潜在意識は、毎日の小さな積み重ねで変えていくことが可能です。
ここでは、初心者でも取り入れやすいシンプルなワークを紹介します。
1. 朝のアファメーション
朝起きたら、自分に向かって前向きな言葉を声に出して伝えましょう。
「今日も一日、良いことが起こる」——それだけでOKです。
2. 夜の感謝日記
寝る前に1日の中で「ありがとう」と思えたことを3つ書き出します。
小さなことでも良いので、感謝を潜在意識に染み込ませます。
3. イメージング(1分間)
寝る直前に、叶えたい未来の自分を1分間だけ鮮明に思い描いてみましょう。
潜在意識は映像をそのまま受け取ります。
まとめ
顕在意識と潜在意識は、私たちの人生を導く「心の羅針盤」
その存在を理解し、意識的に潜在意識を活用することで、未来は大きく変わります。
まずは小さな習慣から始めてみましょう。
次回は、さらにこの2つの意識の役割を深掘りし、人生を操縦するための具体的なヒントをお届けします。
【心の羅針盤vol.2】|船長と乗組員——顕在意識と潜在意識の関係
https://sicom-blog.com/kokoro-rashinban-vol2/
免責・補足
本記事は著者の個人的体験・学習に基づく内容であり、医療・法律・投資等の専門助言を提供するものではありません。必要に応じて専門家へご相談ください。
よくある質問
Q. 科学的根拠はありますか?
A. 潜在意識の概念は心理学・認知科学の複数の理論と接点がありますが、本記事は実践的セルフマネジメントとしての紹介です。効果には個人差があります。
Q. ネガティブな思考が浮かぶのですが?
A. それ自体は自然です。気づいたら言い換える習慣(置き換えリフレーミング)を続けていきましょう。
Q. どのくらいで変化を感じますか?
A. 個人差があります。目安は3週間で習慣化の兆し、3ヶ月で自覚的な変化を感じる人が多いです(体感ベース)。