作成:2025年10月14日
第1章 はじまり:突然届いた「RACポリシー更新」メール
こんにちは、ミータです。
今日は、私が実際に経験した「Google AdSenseからのRACポリシー更新通知」について、
初心者でも分かるように、最初の不安から削除完了までの流れをすべて解説します。
RAC(リファラー広告クリエイティブ)という言葉を見て
「なにそれ?」「違反って書いてあるけど大丈夫?」と不安になった方も、
この記事を最後まで読めば、安心して何をすればいいか分かるようになります。
この記事では、私が実際にRAC通知を受け取ってから、調べて・理解して・削除して・安心できるまでの全プロセスを、初心者でも分かるように丁寧に解説します。
同じようにAdSenseを利用している方が焦らず安全に対応できるよう、ステップごとに具体的な手順を紹介します。
なお、この対策にあたり、ChatGPTに相談しながら対処しました。
2025年10月14日。
私のGmailに1通のメールが届きました。
件名:リファラー広告クリエイティブ(RAC)に関する検索向け
AdSense ポリシーの更新
メールを開くと、こんな内容が書かれていました。
「まもなく、referrerAdCreative パラメータの指定が義務になります」
「正確で完全なクリエイティブテキストを提供しない場合、ポリシー違反と見なされます」
正直、最初は意味が分かりませんでした。
「referrer?」「クリエイティブ?」と頭が真っ白に……。
しかも“ポリシー違反”という言葉が目に飛び込んできて、これは対応しておかないと、となりました。
第2章 焦らず調べて分かったこと
すぐにChatGPTに相談して調べました。
すると、意外なことが分かりました。
この「RAC(リファラー広告クリエイティブ)」というのは、
検索向けAdSense(AdSense for Search) というタイプの広告だけに関係する話でした。
つまり、こういう人が対象です👇
対象になる人 | 内容 |
---|---|
検索ボックスを設置している人 | サイト内検索で広告を出している |
他サイト・外部ネットワーク経由でトラフィックを扱っている人 | アフィリエイト提携・外部広告連携など |
逆に言えば、私のように
「WordPressで記事ページにディスプレイ広告を貼っているだけ」
という場合は RACは関係なし。
しかし、ここで思い出したのです。
「10年前にBloggerで“Googleカスタム検索エンジン”を使っていた…かも?」
つまり、昔の検索広告ユニットが残っている可能性がある!
これがRAC通知の原因かもしれません。
第3章 実際に確認してみたら、やっぱり残っていた!
というわけで、さっそくAdSenseの管理画面を開きました。
- https://www.google.com/adsense にアクセス
- 管理アカウント(taga7272@gmail.com)でログイン
- 左メニューから「広告」→「広告ユニットごと」をクリック
すると、見つけました。
なんと「カスタム検索1」というユニットが表示されていたんです。
まさにこれが、昔Bloggerで使っていた検索広告。
しかも削除ボタンが押せないグレー表示。つまりアクティブ扱い。
──10年越しに、まさかまだ生きていたとは!
これでRAC通知の理由がようやく分かりました。
第4章 どう対応すればいいか(RAC通知の正しい対処法)
RAC対応のために複雑な設定をする必要はありません。
この検索広告ユニット自体を削除すればOKです。
AdSense側で削除ボタンが押せなくても問題ありません。
実際の管理・削除は「Programmable Search Engine(旧:Googleカスタム検索エンジン)」という別サービスで行います。
第5章 【具体手順】検索エンジンを削除してRAC対象外にする方法
✅ 手順①:管理ページを開く
まず以下のURLを開きます:
👉 https://programmablesearchengine.google.com/controlpanel/all
ここがGoogleカスタム検索エンジンの管理画面です。
ログインは、AdSenseと同じアカウント(taga7272@gmail.com)を使用します。
✅ 手順②:自分の検索エンジンを確認
ログインすると、こんな感じの画面が表示されます。
すべての検索エンジン
カスタム検索1
Sandi-hp
はい、これが10年前のBlogger時代の名残。
RAC通知の原因はこの2つでした。
✅ 手順③:検索エンジンを削除する
- 「カスタム検索1」をクリック
- 左メニューの一番下にある「削除(Delete)」をクリック
- 確認メッセージが出たら「OK」を押す
同様に「Sandi-hp」も削除します。
これで検索向けAdSense(AdSense for Search)との紐づけが完全に解除されます。
第6章 削除後の確認方法(AdSense管理画面)
再びAdSenseを開き、「広告」→「広告ユニットごと」を確認します。
削除後は、検索エンジンユニットが表示されなくなっていました。
残っているのは、すべて「ディスプレイ広告」だけです。
これで完全にOK!
検索広告は消え、今の運用はすべて「コンテンツ向け広告」だけになりました。
この段階で、RACポリシーはあなたのアカウントには一切関係なくなります。
以降は通常どおりWordPressやBloggerでディスプレイ広告を運用して問題ありません。
第7章 削除後の状態と安心ポイント
検索広告を削除したあとのAdSenseの状態を整理してみましょう。
確認のために、表にまとめました。
項目 | 状況 |
---|---|
検索向けAdSense | ❌ 削除済み |
コンテンツ向けAdSense | ✅ 有効(WordPress・Bloggerで使用中) |
RACポリシー | ✅ 対象外 |
AdSense審査 | ✅ 継続OK・影響なし |
これで、あなたのアカウントは RACポリシー更新(2025年11月施行)対象外 になりました。
削除しても何の不具合もありませんでした。
AdSense広告の表示も通常どおりです。
むしろ、10年前の古いユニットが消えたことで、
管理画面がすっきりして気持ちも軽くなりました。
そして一番の安心は、
「もうRAC関連の通知を気にしなくていい」ということです。
第8章 まとめ:焦らず確認すれば大丈夫!
RAC通知を受け取ったときにやるべきことを、もう一度整理します。
手順 | 内容 |
---|---|
1 | メール内容を確認(RACは検索広告専用) |
2 | AdSenseの広告ユニットをチェック |
3 | 「検索エンジン」ユニットがあれば削除 |
4 | Programmable Search Engine で削除 |
5 | AdSenseで消えたのを確認して完了 |
たったこれだけです。
難しいコード設定やAdSense停止の心配も不要です。
あとがき(ミータの体験談として)
正直、このメールを最初に見たときは焦りました。
「違反」って書かれてるだけで、初心者にはプレッシャーです。
でも実際は、
WordPressで記事に広告を貼ってるだけなら関係なし。
そして昔のBlogger時代の名残を整理しただけで解決。
この経験で学んだのは、
「焦らず、まずは“どのタイプのAdSenseか”を確認すること」。
これが本当に大切だなと感じました。
著者メモ
- 執筆者:ミータ
- サイト名:エスアイコムのブログ
- テーマ:WordPress・ブログ運営・自己成長の記録
このブログでは、WordPress初心者としての試行錯誤や、AdSense審査への道のりなど、
私の体験を「同じ立場の人が安心できるように」発信しています。
第9章 まとめ
もしあなたのところにも「RACポリシー更新」メールが届いていたら、
慌てなくて大丈夫です。
- まずは「検索広告」を使ってるか確認。
- 検索エンジンユニットが残っていたら削除。
- それだけでRAC対象から除外されます。
今まで通り、WordPressで記事を書いて広告を貼るだけで大丈夫です。
あなたのブログが安全で、安心して収益を生み出せますように🌿
これで、RACポリシー通知から削除完了までの体験談はすべて完結です。
焦らずに手順を確認して進めれば、どなたでも同じように安心して解決できます。