2025年10月21日
はじめに:この記事の目的
この記事は、私(ミータ)が Google AdSenseの審査通過後に実際に行った設定作業を、
WordPress(Cocoonテーマ)+Site Kit連携環境をもとに、
時系列で全て記録した操作ログ兼ガイドです。
初めて広告を有効化するとき、
「どこにコードを貼ればいいの?」「Consent Modeって何?」など、
混乱する点が多かったため、未来の自分や同じ状況の方の参考になるようまとめました。
AdSenseの審査に合格したら、いよいよ広告配信スタートの準備です。
しかし、初期設定を誤ると「広告が表示されない」「Consent Modeのエラーが出る」などのトラブルが起きがち。
この記事では、Cocoonテーマ+Site Kit環境での最適な設定方法を、アカウント分離運用の実体験を交えて丁寧に解説します。
🎯この記事で分かること
- 審査通過直後にまず確認すべきこと
- 自動広告を有効にする手順(Cocoon・Site Kit対応)
- Consent Mode(同意メッセージ)設定の意味と操作方法
- よくあるエラー・警告の回避方法
- 実際に収益が発生するまでの経過記録
(1)審査通過メールの確認と初期状態
審査中はGoogle AdSenseの管理画面が「審査中」となっていましたが、
通過後はメールで以下のような通知が届きます。
件名:「おめでとうございます。AdSenseのご利用が承認されました」
メール本文内には「広告掲載を始める」ボタンがあります。
クリックするとAdSense管理画面
(https://www.google.com/adsense/)へ移動します。
(2)管理画面の変化を確認
通過後にAdSenseへログインすると、画面上部の表示が次のように変わります。
| 項目 | 審査中 | 承認後 |
|---|---|---|
| ステータス | 審査中です | サイトに広告を表示できます |
| メニュー | 「サイト」+「広告」+「ポリシーセンター」 | すべて有効 |
| 通知欄 | 同意メッセージ作成 | まだ未設定の状態で残る |
💡「同意メッセージ作成」はEU圏対応のCookie同意機能。
日本国内のアクセスが中心でも、今後の仕様変更を見越して設定しておくのがおすすめ。
(3)「サイト」タブで登録内容を再確認
左メニュー「サイト」を開くと、
あなたのサイト(https://sicom-blog.com)が「準備完了」になっています。
- ステータス:準備完了(Ready)
- 自動広告:オフ(デフォルト)
- Consent Mode:未設定
この状態では広告はまだ表示されません。
次のステップで「自動広告」を有効化します。
(4)自動広告を有効にする(推奨設定)
✅ 手順①:AdSenseで有効化
- AdSense管理画面左メニュー → 「広告」
- 「サイトごと」タブを開く
- 対象サイト(例:sicom-blog.com)をクリック
- 「自動広告」スイッチを オン に切り替える
これでAdSenseが自動的にページ内に広告を挿入してくれるようになります。
💡 Cocoonテーマでは自動広告が最も安全で、
コードを個別に貼らなくても最適な場所に表示されます。
✅ 手順②:Cocoonでの確認
WordPress管理画面 → 「Cocoon設定」 → 「広告」タブ
下記設定を確認:
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| 広告の表示 | ON(デフォルト) |
| 自動広告コードを利用する | チェックを外す(Site Kitが管理) |
| 広告の挿入位置 | 投稿下・サイドバーに任意で追加可 |
💬 Cocoonはアドセンスコードを重複して出力しないため、
Site Kitと併用しても基本的に問題ありません。
(5)Consent Mode(同意メッセージ)を設定
① 意味の理解
Consent Mode(コンセントモード)は、
EUなどで定められたGDPRに準拠するためのCookie同意バナー機能です。
訪問者に「広告・解析用Cookieを許可するか」を尋ねる仕組みで、
Googleアナリティクス・AdSense双方に影響します。
💬 2024年3月以降、Googleはこれを正式義務化。
同意メッセージ未設定でも広告は出ますが、
一部データが制限される可能性があります。
② 設定方法(AdSense側で行う)
- AdSense管理画面 → 左メニュー「プライバシーとメッセージ」
- 「同意メッセージを作成」ボタンをクリック
- 地域を「EU・EEA・UK」に設定(必要に応じて)
- メッセージタイプ:「広告用・解析用」両方を選択
- デザイン(テーマカラーなど)を調整
- 保存 → 公開
⚙️ これで、該当地域からのアクセス時に同意ポップアップが表示されます。
(6)Site Kitとのデータ連携を確認
AdSenseを有効化したら、
WordPress管理画面 → 「Site Kit → 設定」 → 「Connected Services」で確認。
- Search Console → Connected
- Analytics → Connected
- AdSense → Connected(新たに追加)
✅ ここにAdSenseが追加されていれば成功。
これにより、WordPressダッシュボード内で収益が確認できるようになります。
(7)設定後の広告表示確認
手順①:シークレットモードでサイトを開く
- Chrome → 右上メニュー → 「新しいシークレットウィンドウ」
https://sicom-blog.comにアクセス- ページ上部・記事下・サイドバーに自動広告が表示されているか確認
手順②:反映時間に注意
AdSenseの反映には通常 数時間〜24時間 かかります。
反映直後は広告枠が空白の場合もありますが、正常です。
(8)広告の位置を調整したい場合(手動設置)
自動広告でデザインが崩れる、または位置をコントロールしたい場合は、
「広告ユニット」を作成して手動で貼ることも可能です。
- AdSense → 「広告」 → 「広告ユニットごと」
- 「ディスプレイ広告」を選択
- サイズを「レスポンシブ」に設定
- 作成後に表示される
<script>コードをコピー - Cocoon設定 → 「広告」 → 「広告コード」欄に貼り付け
💡 ただし、Site Kitと重複しないよう注意。
「自動広告+数か所だけ手動広告」がバランス良いです。
(9)Googleアナリティクスとの連携を確認
Site Kitを通じてGA4も有効化されているため、
AdSenseの収益データをAnalyticsで見ることができます。
- Google Analytics → 左メニュー「レポート」
- 「収益化」 → 「収益の概要」
- 「Google AdSense」データが表示されるか確認
表示されていれば連携成功です。
(10)最初の収益発生(体験記録)
審査通過から約48時間後、
Analytics上で「AdSenseインプレッション」と「クリック」が記録され、
AdSenseの管理画面にもわずかな金額が表示されました。
💬 「0円」から「¥1」でも、初めての発生は感動します。
自分のブログが仕組みとして“稼働した瞬間”でした。
(11)Consent Mode設定後の確認方法
設定後は次のように確認します。
- シークレットモードでEU VPNアクセス(※テスト用)
- サイトにアクセスすると「Cookie同意ポップアップ」が表示
- 同意・拒否どちらを選んでもページが正常表示されることを確認
✅ 表示されない場合は、AdSense「プライバシーとメッセージ」→再公開を。
(12)注意:他のプラグインとの干渉
以下のプラグインを使っている場合、Consent ModeやAdSenseタグと競合する可能性があります。
| プラグイン名 | 注意点 |
|---|---|
| Site Kit以外の広告挿入プラグイン | タグ重複の恐れ |
| WP Fastest Cache / LiteSpeed Cache | キャッシュにより反映遅延 |
| Cookie Notice | AdSense同意メッセージと競合 |
💡 同意メッセージは AdSense側のものを優先 してください。
(13)「除外設定」の再確認(自分のアクセスを除外)
Site Kit設定 → 「Analytics」セクションを開くと、
「Excluded from Analytics: All logged-in users」とあります。
✅ これは ログイン中の自分のアクセスを除外する設定。
そのため、自分でブログを何度見てもアクセス数は増えません。
(14)よくあるエラーと対処法
| 症状 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 広告が出ない | 反映待ち/キャッシュ | 1日待ってキャッシュ削除 |
| Consent Modeが表示されない | 公開されていない | AdSenseで再発行 |
| 二重タグ警告(Analytics) | 手動タグ+Site Kit併用 | 手動タグを削除 |
| ページ崩れ | 自動広告の位置調整 | 「広告ユニットごと」方式へ切替 |
(15)AdSenseレポートの見方(初心者向け)
| 指標 | 意味 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 表示回数(Impressions) | 広告が表示された回数 | 多い=トラフィック増加 |
| クリック数(Clicks) | 広告がクリックされた回数 | CTR(クリック率)に注目 |
| 収益額(Earnings) | 日ごとの収益 | 増減の傾向を分析 |
💬 最初の1円は「ブログが収益構造として動いた証拠」。
ここからは継続と改善が重要。
(16)アナリティクスでAdSenseを分析
- GA4 → 「収益化」 → 「パブリッシャー収益」
- ページ別に収益の高い記事を確認
- クリック率が高い記事の傾向を分析
💡 例:情報系記事よりレビュー・比較記事の方がCTRが高い傾向。
(17)Consent Modeの詳細設定(上級編)
AdSense → 「プライバシーとメッセージ」 → 「タグ設定」
ここで「タグをGoogle Tag Managerで管理」に切り替えると、
Cookie同意の挙動をさらに細かく制御可能。
⚠️ ただし、Cocoon+Site Kitの構成では不要。
上級者向けオプションとしてメモ。
(18)サイトのキャッシュをクリア
設定後は必ずキャッシュをクリアして、
最新のタグと広告が反映されるようにします。
- Cocoon → 「キャッシュ削除」
- ブラウザ → Ctrl+Shift+R(ハードリロード)
(19)広告のテスト表示(確認用)
AdSenseの「広告設定」画面から「広告プレビュー」を開くと、
あなたのブログを実際の広告位置付きでシミュレーションできます。
これでレイアウト崩れの心配もなく、安全に調整可能です。
(20)まとめ:AdSense収益化のスタートラインに立つ
これで、次の3つがすべて完了しました。
- Googleアナリティクス(GA4)でアクセス解析が稼働
- Site Kitで自動的に測定タグ管理
- AdSense審査通過→自動広告+Consent Mode設定済み
💡 この状態で、ブログは「アクセスを計測しながら自動で広告を出す」仕組みが整いました。
(21)実際に運用してみての気づき(記録)
- 広告は最初、2〜3日空白のままでも焦らない
- Consent Mode設定後、EU圏アクセスでも問題なし
- Site Kitが全て連携してくれているため管理が簡単
- 自分のアクセスは除外されているので数字が正確
- 広告クリックでAnalyticsのイベント発生を確認
✅ Cocoon+Site Kit+AdSenseの組み合わせは非常に安定していると実感。
(22)今後の改善ポイント(未来の自分へ)
- 人気記事ごとにCTR(クリック率)を分析
- スマホ広告の位置を見直す(特に記事下)
- Consent Modeの地域別メッセージを最適化
- AMP対応の再検討(Cocoonは標準サポートあり)
📘 記事まとめ
| 項目 | 実施ステータス | メモ |
|---|---|---|
| GA4タグ挿入 | ✅ Site Kitで自動 | |
| AdSenseコード設置 | ✅ Cocoonヘッド用コード欄 | |
| 自動広告 | ✅ 有効化済み | |
| Consent Mode | ✅ 設定・公開済み | |
| 除外設定 | ✅ ログインユーザー除外 | |
| 初収益確認 | ✅ 約2日後に発生 |
✳️ 次の記事(予定)
👉「Google Analyticsで収益データを読む|初心者でもできるアクセス×収益分析法」