作成:2025年10月14日
第1章:はじめに 〜 なんとなく「見にくい」と感じた瞬間
ブログを始めてしばらく経つと、誰でも一度は思います。
「記事は増えたのに、なんだかまとまりがないな…」と。
私もまさにそうでした。
WordPressでテーマCocoonを使っていましたが、記事が20本を超えたあたりから
「どこに何があるかわからない」と感じるようになりました。
そんなときに助けてくれたのがChatGPTです。
「ミータさん、今の段階なら“構造”を整えると一気に見やすくなりますよ。」
この言葉をきっかけに、メニュー・トップページ・パンくずリストの3つを整理していくことにしました。
WordPressを始めたばかりのころは、正直「設定の多さ」に圧倒されていました。
メニュー? パンくず? カテゴリー? どれから手をつければいいの?
そんな私が、ChatGPTと一緒にひとつずつ整理していくうちに、
ブログが見違えるほどスッキリし、読者にもGoogleにも伝わる構造へ変わっていきました。
この記事では、
初心者の私が実際に行った手順・設定箇所・気づきを、体験談として分かりやすく紹介します。
第2章:ヘッダーメニュー(グローバルナビ)でサイトの地図を作る
🪄 なぜメニューを整えるの?
メニューは、ブログで言う“地図”です。
訪問者が「どこに何があるか」を一目で理解できるようにするためのものです。
例えば旅行先の地図がなかったら、どこに何があるかわかりませんよね。
ブログも同じで、メニューがある=読者が迷わないブログになります。
🧭 ChatGPTとのやり取り(抜粋)
私:「記事が増えてきて、カテゴリーごとに整理したいんです」
ChatGPT:「では、“カテゴリー別にメニューを作る”のが一番自然ですね。Cocoonなら簡単にできますよ」
⚙️ 操作手順:WordPressでヘッダーメニューを作成する
- WordPress管理画面にログイン
- 左のメニューから
「外観」→「メニュー」をクリック - 「新しいメニューを作成」をクリック
- メニュー名を入力(例:「ヘッダーメニュー」)
- 「メニューの位置」で
✅「ヘッダーメニュー(グローバルナビ)」
を選択 - 「メニューを作成」をクリック
💡 次にカテゴリーを追加しよう
もし「心の羅針盤」「願いは叶う」などのシリーズ記事がある場合、
それぞれをカテゴリーとして登録しておくと便利です。
手順:
- 左メニューから「投稿」→「カテゴリー」
- 「新規カテゴリーを追加」で以下を作成 - 心の羅針盤
- 願いは叶う
- 潜在意識の旅路
- WordPress体験談 - 作成したカテゴリーを「メニューに追加」して並べ替え
🌟 完成イメージ
ホーム | 心の羅針盤 | 願いは叶う | 潜在意識の旅路 | WordPress体験談 | 運営者 | お問い合わせ
これで、訪問者がどんなページからでも「次にどこへ行けばいいか」わかるようになりました。
💬 ChatGPTのアドバイス
「メニューの数は7個以内が見やすいです。
“ホーム”と“お問い合わせ”を両端に置くと、バランスが良くなりますよ。」
第3章:トップページにカテゴリー別カードを設置して“入口”を整理
💡 目的:最初に「どんなブログか」伝えるため
トップページはブログの“玄関”です。
初めて訪れた人がここを見て、
「どんなブログなのか」「どんなテーマがあるのか」を判断します。
以前は最新記事だけが並んでいた私のトップページ。
でもそれだと、初めての人には方向がわかりにくいんです。
ChatGPTに相談したら、こう提案してくれました👇
「カテゴリーごとにカードを並べて、読者が入りたいテーマを選べるようにしましょう。」
⚙️ 操作手順:トップページの設定と編集
ステップ①:固定ページをトップページに設定
- 管理画面の左メニューから
「外観」→「カスタマイズ」→「ホームページ設定」 - 「固定ページ」を選択し、「ホーム」ページを指定
- 「公開」ボタンをクリックして保存
ステップ②:「ホーム」固定ページにカードリンクを追加
WordPressブロックエディターで「カスタムHTML」ブロックを追加し、
次のコードを貼り付けます👇
<h2>カテゴリー別に読む</h2>
<div style="display: flex; flex-wrap: wrap; gap: 20px;">
<div style="width: 48%;">
<a href="/category/compass/">
<img src="/img/compass.jpg" alt="心の羅針盤">
<h3>🧭 心の羅針盤</h3>
<p>日々の気づきと成長を記すシリーズ。</p>
</a>
</div>
<div style="width: 48%;">
<a href="/category/wish/">
<img src="/img/wish.jpg" alt="願いは叶う">
<h3>🌈 願いは叶う</h3>
<p>潜在意識と願望実現の実践記録。</p>
</a>
</div>
<div style="width: 48%;">
<a href="/category/subconscious/">
<img src="/img/subconscious.jpg" alt="潜在意識の旅路">
<h3>🌌 潜在意識の旅路</h3>
<p>内なる世界を探る心の旅。</p>
</a>
</div>
<div style="width: 48%;">
<a href="/category/wordpress-experience/">
<img src="/img/experience.jpg" alt="WordPress体験談">
<h3>💡 WordPress体験談</h3>
<p>ブログ運営や設定の実体験を紹介。</p>
</a>
</div>
</div>
✨ 効果
訪問者が「どのテーマを読むか」直感的に選べる
見た目が整い、信頼感アップ
ChatGPT:「読者が“入口で迷わないサイト”が、結局いちばん強いですよ。」
💬 補足ポイント
各カテゴリー画像は「メディア」からアップロードしてリンクを設定
画像のサイズは横幅1200px以内にすると軽くて速い
Cocoonでは ショートコードでも同じような見た目にできます
第4章:パンくずリスト(Breadcrumb)で読者が“今どこにいるか”を示す
💡 パンくずリストとは?
パンくずリストとは、ページ上部に表示される「道しるべ」のようなものです👇
ホーム > カテゴリー名 > 記事タイトル
たとえば地図アプリで「今どこにいるか」がわかるように、
パンくずリストは読者に“サイト内の現在地”を教えてくれるナビゲーションです。
🧭 ChatGPTとのやり取り
私:「パンくずって、あの童話の『ヘンゼルとグレーテル』のパンくずのこと?」
ChatGPT:「まさにその通りです!道に迷わないようにパンくずを落としていく、という意味なんですよ。」
⚙️ 設定手順(Cocoonテーマ)
- 管理画面 → Cocoon設定 → タイトル タブを開く
- 「パンくずリストを表示」にチェック✅
- 「投稿ページで表示」「固定ページで表示」「カテゴリページで表示」もON
- 「表示位置」を「メインカラムトップ(タイトル下)」に設定
- 「変更をまとめて保存」をクリック
💬 表示例
もしあなたのサイトで「WordPress体験談」というカテゴリの記事を読んでいる場合、
次のように表示されます👇
ホーム > WordPress体験談 > 記事タイトル
これが「パンくずリスト」です。
🌟 メリットまとめ
項目 | 効果 |
---|---|
読者 | どの階層の記事を読んでいるかが一目でわかる |
サイト構造を理解しやすくなり、検索結果に階層表示が出ることも | |
デザイン | 記事に“まとまり”が出て、プロっぽい印象に |
🧩 出ないときのチェックポイント
もし設定してもパンくずが表示されないときは、次を確認してください👇
- Cocoon設定 → タイトルタブで「パンくずを表示」がONになっているか
- CSSで非表示にしていないか(
display: none;
が書かれていないか) - キャッシュを削除(WP Fastest Cache → 全削除)
- ブラウザでスーパーリロード(Windows: Ctrl+F5 / Mac: Cmd+Shift+R)
✨ 設定後の印象
タイトルの上に「ホーム > WordPress体験談 > 記事タイトル」と出た瞬間、
「おおっ…!ちゃんとしたサイトみたいだ!」と感動しました。
ChatGPT:「パンくずは“信頼感を見せる最短ルート”ですよ。」
💡 さらに一歩(SEO的メリット)
パンくずリストを設定すると、Google検索結果にも
「サイト名 > カテゴリ名 > 記事タイトル」といった階層構造が表示されやすくなります。
これはSEO的にもユーザー体験的にも好影響で、
AdSense審査でも「サイト構造が整理されている」と評価されるポイントです。
第5章:カテゴリー名の整理とリンク修正(体験談 → WordPress体験談)
💡 なぜカテゴリー名を変えるの?
以前は「体験談」というカテゴリー名にしていました。
でもChatGPTからこんなアドバイスをもらいました👇
「“WordPress体験談”のように、何の体験談なのかを明確にした
方が読者にも検索エンジンにも伝わりやすいですよ。」
なるほど!たしかに「体験談」だけだと、
「どんな体験談?」という印象になってしまいます。
🎯 変更するメリット
観点 | メリット |
---|---|
読者視点 | 記事内容がひと目で分かる(クリック率UP) |
SEO視点 | 「WordPress 体験談」などの複合キーワードで評価されやすい |
運営視点 | 将来、他ジャンルの体験談を追加するときも区別しやすい |
⚙️ 操作手順(カテゴリー名の変更)
- 管理画面の左メニューから
「投稿」→「カテゴリー」 をクリック - 一覧から「体験談」を探して「編集」をクリック
- 名前を「WordPress体験談」に変更
- スラッグを「wordpress-experience」に変更
- 「更新」をクリック
これでカテゴリー名が変更されます。
既存の記事も自動的に新しいカテゴリーへ移動します。
💬 ChatGPTとのやり取り(抜粋)
私:「“体験談”を“WordPress体験談”にしたいけど大丈夫?」
ChatGPT:「とても良い判断です!テーマが明確になるので、
読者にもGoogleにも好印象ですよ。」
🔗 忘れずに修正する場所
カテゴリーURLが/category/experience/
→ /category/wordpress-experience/
に変わるため、次のリンクを直しておきましょう👇
- ヘッダーメニューのリンク先
- トップページのカードリンクHTML
- 内部リンク(もし手動で貼っている場合)
✅ 例:トップページのHTML修正版
<div style="width: 48%;">
<a href="/category/wordpress-experience/">
<img src="/img/experience.jpg" alt="WordPress体験談">
<h3>💡 WordPress体験談</h3>
<p>WordPress導入やブログ運営の実体験を紹介。</p>
</a>
</div>
このように修正するだけでOKです。
🌟 設定後の変化
ブログのカテゴリー一覧を見たとき、
「WordPress体験談」という文字があるだけで、
一気にプロっぽい印象に変わりました。
ChatGPT:「“誰のためのカテゴリーか”が明確なブログは、読まれやすく育ちます。」
💬 ワンポイント
カテゴリー名を変えたあとに404(ページが見つかりません)エラーが出た場合は、
「設定 → パーマリンク」で何も変更せずに「保存」をクリックしてみてください。
→ WordPressが自動で内部ルールを再生成してくれます。
第6章:パンくず・カテゴリー整備後のSEO&AdSense効果
💡 構造を整えると何が変わるの?
パンくずリストやカテゴリーを整備してすぐに思ったのは、
「なんだか、ブログ全体がひとつの“まとまり”を持った気がする」
ということでした。
読者にとっても、Googleにとっても、
どこに何があるかが明確になり、サイトの“理解度”が上がるのです。
📊 SEO効果:Googleがサイトを正しく理解しやすくなる
パンくずリストや整理されたカテゴリーは、
Googleのクローラー(検索エンジンが情報を収集する仕組み)が
サイトの構造を理解するうえで重要な手がかりになります。
ChatGPTのアドバイス:
「パンくずリストは“サイトマップの縮図”のようなもの。
Googleに『このサイトは整理されていますよ』と伝える役割があります。」
💰 AdSense的にもプラス効果
AdSenseの審査や広告配信では、「サイトの透明性」「構造の明確さ」が重視されます。
パンくずやカテゴリーの整備は、
“ユーザーの利便性を高める=ポリシー遵守”と見なされるポイントです。
ChatGPTのコメント:
「AdSenseの審査では、“安全で整理されたサイト”が優先されやすいです。
特に初心者の場合、パンくずや固定ページが整っていると信頼度が大きく上がります。」
🧭 整理後のBefore / After
項目 | Before(整理前) | After(整理後) |
---|---|---|
トップページ | 最新記事が並ぶだけ | カテゴリーカードで案内しやすい |
記事階層 | 不明確(どこにいるかわからない) | パンくずで現在地がすぐ分かる |
サイト構造 | 平面的(記事が独立) | 階層的に整理(カテゴリーで分類) |
読者動線 | 迷いやすい | 関連記事にスムーズに移動可能 |
AdSense評価 | “情報不足”と見なされがち | “構成が整ったサイト”として評価UP |
✨ まとめ:小さな整備が“大きな信頼”を生む
パンくず・カテゴリーの整備は、見た目の変化は小さくても、
“読者とGoogleの両方に伝わる改善”です。
ChatGPTのまとめアドバイス:
「読者が迷わず、Googleが理解できる。
この2つを意識した構造にすることが、ブログの“信頼度”を上げる一番の近道です。」
💬 私の実感
WordPress初心者の私でも、ChatGPTと一緒に進めたら、
思ったよりスムーズに整備できました。
「パンくず」と聞いて最初はピンとこなかったけど、
いざ設定してみると“サイトの背骨”のような存在だと感じました。
第7章:まとめとこれからの運営方針
🌱 今回の学びを振り返って
今回の作業を通して、ただブログの設定を整えただけでなく、
「読者の立場でサイトを見る」という意識が芽生えました。
以前は「自分が書きたい記事を投稿する」だけでしたが、
ChatGPTと一緒に作業を進めていくうちに、
“どう見せれば読みやすく、伝わりやすいか” という視点が育っていった気がします。
🧭 ChatGPTとのやり取りで得た気づき
ChatGPT:「構造を整えることは、読者への優しさです。」
この言葉が印象的でした。
パンくずリストもカテゴリー整理も、単なる設定作業ではなく、
読者が迷わず目的の記事にたどり着けるようにするための“おもてなし”
なんですよね。
そしてもうひとつ。
Google(検索エンジン)も、実は“読者の代弁者”なんだということ。
つまり、読者に優しい構造は、Googleにも優しい構造。
結果的にSEOやAdSense評価にもつながるんです。
🧩 サイトの現在地(進行状況まとめ)
項目 | 状況 | コメント |
---|---|---|
ヘッダーメニュー | 設定済 | カテゴリー導線が整備され、回遊性UP |
トップページ | カードリンク+最新記事表示 | シリーズ構成が明確に |
パンくずリスト | 投稿・固定・カテゴリーページに表示 | 階層構造が視覚的に理解できる |
カテゴリー整理 | 「体験談」→「WordPress体験談」へ変更 | テーマが明確化、SEO効果UP |
プライバシーポリシー | 設置済 | AdSense対応・信頼性向上 |
お問い合わせページ | 設置済 | Google評価・ユーザー信頼向上 |
🌟 今後の運営方針
- カテゴリー別シリーズ記事を充実させる
→ 各シリーズを10記事以上目標にして、テーマを深掘り。 - 内部リンクを強化する
→ 記事の最後に「関連記事へのリンク」を設置して回遊率UP。 - アイキャッチ画像の統一
→ 同系色・シリーズ別デザインで「世界観の統一」を。 - メタディスクリプション(記事の説明文)を整備
→ 検索結果でクリック率UP。 - 定期的にChatGPTで改善相談
→ 記事構成・SEO・デザインのバランスを客観的に見直す。
💬 私の実感とメッセージ
最初は「設定って難しそう」と感じていたWordPressも、
ChatGPTと会話しながら進めることで、
まるで“隣に先生がいる”ような安心感で進められました。
途中でうまく表示されなかったり、
どこに設定があるかわからなかったりしても、
質問するとすぐに「ここをクリック」「この順番で」と教えてくれる。
その繰り返しの中で、少しずつ“自分で調べて理解できる力”も育ってきました。
🪄 最後に
「ブログの整備は、見た目を整えることじゃなくて、“信頼を積み重ねること”。」
ChatGPTのこの言葉が、今の私のブログ運営の軸になっています。
パンくずもカテゴリーも、ただの設定ではなく、
読者への導線であり、信頼への階段なんだと思います。
これからも少しずつ成長しながら、
読んでくださる方が“心地よく学べる場所”を目指していきます。